労働者の労災認定に事業主が不服を申し立てられるかが争われている訴訟の上告審で、 最高裁は10日、最終弁論を開き、国側が「労働者の保護を著しく損なう」と主張して 結審した。判決期日は7月4日に指定され、事業主は不服申立てができるとした 二審・東京高裁の判断が見直される可能性がある。この論点での最高裁判断は初。