厚生労働省は来年度、がん患者の治療と仕事の両立に向けたモデル事業を始める方針を明らかにした。全国の「がん診療連携拠点病院」から10病院を選び、職場復帰の計画づくりなどを担う「両立支援コーディネーター」と呼ばれる専門人材を配置して、企業側と連携し体力に合わせた働き方ができるようにして患者を支える。