厚労省が発表した6月の毎月勤労統計調査によると、労働者一人あたりの平均 賃金を示す現金給与総額は、前年同月日1.7%の減少となり、3か月連続で低下 した。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、残業代などの所定外給与が 24.6%下がったことが響いている。この下げ幅は、比較可能な2013年1月以降、 先月に続いて2番目に大きい。