作成日:2020/07/31
最低賃金 11年ぶり目安提示を断念(7月23日)
厚生労働省の中央最低賃金審議会は22日、最低賃金の今年の改定について、
「現行水準の維持が適当」という異例の答申をまとめた。引き上げ額の目安を
示さないのは、リーマン・ショックがあった2009年度以来。過去4年は約3%の
引き上げが続いたが、今年は新型コロナウイルスの影響で労使の隔たりが大きく、
引き上げの目安を示すのは「困難」となった。現在は東京都が時給1,013円で
最も高く、青森・鹿児島など15県が790円で最も低い。